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迷惑メールフィルター(スパムフィルター)

迷惑メールフィルター(スパムフィルター)とは、メールボックスプロバイダーが、届いたメールの行き先を決めるために使うしくみです。メールを受信トレイか迷惑メールフォルダに入れるか、拒否します。送信者、メールの内容、その送信者からのメールに過去の受信者がどう反応したかを確認します。

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迷惑メールフィルターとは?

迷惑メールフィルター(スパムフィルター)とは、届くすべてのメールを確認し、その扱いを決めるしくみです。メールを受信トレイに配信するか、迷惑メールフォルダに移すか、拒否します。スパムとは、受信者が望んでいない大量のメールです。

どのメールボックスプロバイダーにも、迷惑メールフィルターがあります。メールボックスプロバイダーとは、受信トレイを運営する会社やサーバーです。Gmail、Outlook.com、Yahooにもあります。セキュアメールゲートウェイ(SEG)の背後にある企業のメールサーバーにもあります。セキュアメールゲートウェイとは、企業のメールが社員の受信トレイに届く前に確認するセキュリティサービスです。

判断は、次の2つのどちらかの時点で行われます。

SMTPの接続中。SMTPとは、メールサーバー同士がメールを送るための標準の方法です。受信側のサーバーは、メールを受け付ける前に拒否できます。送信者には 5.7.x のコードのバウンスが届きます。バウンスとは、メールが届かなかったことを知らせる自動のメッセージです。例:ポリシーによるブロックを示すGmailの 550 5.7.1、IPアドレスから望まれないメールが異常に多いことを示す 550 5.7.28。IPアドレスとは、送信サーバーを識別する番号です。メールがメールボックスに届くことはありません。

メールを受け付けた後。サーバーはメールを受け付け、その後、受信トレイ、「プロモーション」タブ、迷惑メールフォルダのどれかに入れます。バウンスは届きません。サインは、開封率の低下とGoogle Postmaster Toolsのデータだけです。

簡単な例

迷惑メールフィルターが、普通のキャンペーンのお知らせを迷惑メールフォルダに入れる流れです。数字は例にすぎません。

  1. ジムがお知らせを送ります。City Gymが、8,000人の会員に割引のお知らせをメールで送ります。
  2. フィルターが送信者を確認します。ジムのSPF、DKIM、DMARCのレコードは合格します。メールは本当にジムから送られています。
  3. ジムの履歴を確認します。先月、ジムは古いリストにメールを送りました。その多くのアドレスは存在せず、メールはバウンスしました。
  4. 以前の受信者の反応を確認します。多くの会員が、前回のお知らせを開かずに削除しました。「迷惑メールを報告」をクリックした人もいました。
  5. 判断します。フィルターは、多くの会員について、新しいお知らせを迷惑メールフォルダに移します。
  6. ジムにはエラーが届きません。バウンスは返ってきません。ジムに見えるのは、開封率の低下だけです。

問題は、お知らせの文言ではありませんでした。リストでした。

フィルターが確認すること

プロバイダーは正確なルールを公開していません。わかっている判断材料は次のとおりです。

  • 認証。SPF、DKIM、DMARCに合格しているかどうかです。これらは、メールが本当に送信者から送られたことを証明する、ドメインのレコードです。GoogleとMicrosoftは現在、これらのチェックに失敗した大量送信のメールを拒否しています。
  • レピュテーション。ドメインとIPアドレスの送信履歴です。ドメインとは、アドレスの @ より後ろの部分です。ドメインレピュテーションとIPレピュテーションを参照してください。
  • 苦情。受信者が「迷惑メールを報告」をどれくらいの頻度でクリックするかです。Googleのガイドラインは、Postmaster Toolsの苦情率を0.10%未満に保ち、0.30%に達しないようにするよう求めています。たとえば、10,000通に対して0.10%は苦情10件です。
  • バウンス。存在しないアドレスにどれくらいの頻度で送っているかです。使われていないアドレスが多いリストは、購入したリストか、スクレイピングしたリストに見えます。スクレイピングとは、プログラムでウェブサイトから情報を集めることです。
  • エンゲージメント。受信者がメールを開くか、返信するか、読まずに削除するか、別のフォルダに移すかです。
  • 内容。既知のスパムに似たリンク、添付ファイル、画像、文章のパターンです。内容は、以前ほど重要ではありません。レピュテーションと認証のほうが重要です。

送信者のメールが振り分けられる理由

ほとんどの振り分けは、メールの文言が原因ではありません。原因はリストです。使われていないアドレスはバウンスを生みます。メールを希望していない人は苦情を生みます。どちらの問題も、確認していないアドレスから生じます。

例:ある会社が、すべての件名の「FREE」を「free」に変えます。しかし、確認していない古いリストに送り続けます。原因はリストなので、メールは引き続き迷惑メールフォルダに入ります。

検証ツールでできること

検証ツールは、迷惑メールフィルターとやりとりするわけではありません。バウンスと苦情の原因になるアドレスを削除します。送信前に、リストをメールアドレスチェッカーにかけてください。すでに存在しないメールボックスを削除できます。苦情が多くなりがちな、使い捨てメールアドレスやinfo@ のような役割アドレスも削除できます。リストの中でそれらがどれくらいの割合を占めることが多いかは、メールのバウンス率のガイドで紹介しています。

大きなリストには、メールアドレスの一括検証ツールを使います。メールアドレス検証で、迷惑メールフィルターにメールを受け付けさせることはできません。振り分けの原因の1つである、存在しないアドレスへの送信をなくします。

実在するアドレスに送れば、迷惑メールフィルターに不利な判断をされにくくなります

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