バウンス

ソフトバウンス

ソフトバウンスとは、一時的な問題のために今回は届かなかったメールです。アドレスは実在します。受信トレイがいっぱい、サーバーが混み合っている、またはサーバーが後で送り直すよう求めている状態です。

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ソフトバウンスとは?

ソフトバウンスとは、今回は届かなかったものの、後で届く可能性があるメールです。問題は一時的なものです。受信側のサーバーは、送り直すことを認めています。

最初にいくつかの言葉を説明します。サーバーとは、常に動いていて、あるドメインのメールを処理するコンピューターです。ドメインとは、アドレスの @ より後ろの部分で、example.comなどです。バウンスとは、メールが届かなかったことを知らせる自動のメッセージです。

メールの標準規格RFC 5321は、ソフトバウンスを「一時的な否定応答」と呼んでいます。バウンスメッセージのコードは4で始まります。例:452 4.2.2。5で始まるコードはハードバウンスです。ハードバウンスは恒久的なものです。

簡単な例

一般的なソフトバウンスの流れを、最初から最後まで見てみます。

  1. ルーシーが請求書を送ります。ルーシーは清掃会社を経営しています。月曜日、james@example.comの顧客に請求書をメールで送ります。
  2. 受信トレイがいっぱいです。ジェームズは何年もメールを削除していません。メールボックスに空き容量がありません。
  3. サーバーがいったん拒否します。サーバーは4で始まるコードで応答します。「今は受け取れないので、後で送ってください」という意味です。
  4. ルーシーのツールが送り直します。配信ツールは数時間待って、請求書をもう一度送ります。これはツールが自動で行います。
  5. ジェームズが受信トレイを整理します。火曜日の朝、ジェームズは古いメールを削除します。
  6. 次の再送で届きます。請求書は火曜日の午後に届きます。ルーシーは何もする必要がありませんでした。

アドレスはずっと実在していました。タイミングが合わなかっただけです。

よくある原因

原因ごとに、それぞれのコードがあります。よくあるものは次のとおりです。

  • 受信トレイがいっぱい。Gmailは 452 4.2.2 The recipient's inbox is out of storage space を返します。受信者がメールをいくつか削除する必要があります。上の例のジェームズがこのケースです。
  • 短時間に送るメールが多すぎる。Gmailは 450 4.2.1 The user you are trying to contact is receiving email too quickly を返します。送信元のIPアドレスから届くメールが多すぎると、Gmailは 421 4.7.28 を返します。IPアドレスとは、メールを送ったサーバーを識別する番号です。例:あるショップが、セールのお知らせをGmailの顧客全員に一度に送り、Gmailから送信速度を落とすよう求められます。
  • グレーリスティング。サーバーが、知らない送信者からの最初のメールを拒否します。2回目の送信では同じメールを受け付けます。グレーリスティングを参照してください。
  • サーバーが停止している、または遅い。421 のコードは、サーバーが利用できないことを示します。4.4.1 や 4.4.2 のコードは、接続に失敗したか、タイムアウトしたことを示します。例:小さな会社のメールサーバーが、修理のために1時間停止しています。
  • メールの有効期限が切れた。4.4.7 のコードは、送信側のサーバーが再送期間いっぱいまで送り直し、その後に止めたことを示します。RFC 5321では、サーバーは4〜5日ほど再送を続けるべきだとしています。

配信ツールの動き

配信ツールは、ソフトバウンスしたメールを自動で送り直します。ルールはツールごとに異なります。

ツール動き
SendGrid最大72時間、再送を続けます。
HubSpot最大72時間、メールを保留中にします。その後、ソフトバウンスとして記録します。
Mailchimp一度もメールを開封していない連絡先は、ソフトバウンスが7回でハードバウンスに切り替えます。以前にメールを開封したことがある連絡先は、上限が15回です。

同じソフトバウンスでも、ツールによって表示が異なることがあります。表示ではなく、バウンスメッセージのコードを読んでください。

ソフトバウンスへの対処法

  1. 最初は何もしません。配信ツールに再送を任せます。ソフトバウンスが1回あるのは普通のことです。
  2. 次の数回の送信でアドレスの様子を見ます。翌週、その翌週にもバウンスするかを記録します。
  3. バウンスが続くなら削除します。何回も続けてソフトバウンスするアドレスは削除します。Mailchimpの上限である7回は、安全な目安です。

例:毎週ニュースレターを送っています。あるアドレスが、6週間にわたって毎週「受信トレイがいっぱい」を返します。この受信トレイは本当にいっぱいなのではありません。誰も使っていないのです。そのアドレスを削除します。

検証ツールでの扱い

検証ツールは、送信前にメールサーバーに接続します。サーバーが4xxのコード、つまり4で始まるコードで応答すると、検証ツールはもう一度試します。応答が変わらない場合、検証ツールはそのアドレスを「有効」ではなく「不明」にします。「不明」とは、メールボックスは存在するものの、メールを受け取れていない可能性があるという意味です。それぞれのコードと対処法は、ハードバウンスとソフトバウンスの違いのガイドで説明しています。

メールアドレス検証ツールは、この確認を1件のアドレスに対して行います。メールアドレスの一括検証ツールは、リスト全体に対して行います。メールアドレス検証で、いっぱいの受信トレイを空にしたり、停止したサーバーを動かしたりすることはできません。送信前に、どのアドレスが存在し、どのアドレスをもう一度確認すべきかがわかります。

送信前に実在するアドレスを確認する

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